当記事では、楽天バーチャルプリペイドカードについて詳しく解説しています。
目次から気になる情報を探してみてください。
楽天バーチャルプリペイドカードとは?
楽天バーチャルプリペイドカードとは、インターネットショッピング専用のプリペイドカードです。
通常のプリペイドカード同様、先払い方式でカードを購入し、購入した金額分だけショッピングに使うことができます。
カード購入後、上記のような仮想(バーチャル)カードが発行されます。
「バーチャル」なので、いわゆるプラスチックのカードは発行されません。
カードは、インターネット上の画面に表示されるだけです。
当然、手元にリアルのカードが手に入るわけではないので、コンビニ・家電量販店などの店舗で使用することはできません。
購入したカードには、クレジットカードのように、国際ブランド・専用カード番号・有効期限・セキュリティコードが記載されています。
楽天バーチャルプリペイドカードを使用してネットショッピングする際は、クレジットカード同様、上記カード番号を入力すれば購入できます。
以上が、楽天バーチャルプリペイドカードの概要になります。
簡単に言うと、先払い方式のネットショッピング専用カードということですね。
続いて、楽天バーチャルプリペイドカードの機能を示します。
カード機能の簡易解説【年会費・国際ブランドなど】
以下の表に、楽天バーチャルプリペイドカードの機能をまとめました。
手数料 | 無料 |
国際ブランド | Mastercard |
還元率 | 1.0%(※) |
購入金額 | 500円~30,000円 |
カードの有効期限 | 購入月の1年後の末日 |
1日の購入上限 | 10万円 |
カード発行枚数の制限 | 無制限 |
カードデザイン | 25種類 |
(※カード購入時に1.0%分の楽天スーパーポイント、カード支払い時はポイント無)
楽天バーチャルプリペイドカードの特徴
楽天バーチャルプリペイドカードを購入する上で知っておくべきことを説明します。
- 購入には楽天カード必須
- カード名・カード名義を自由に設定・変更可能
- カード購入時に楽天スーパーポイントが貯まる
- カード利用明細は専用ページで確認可能
購入には楽天カード必須
楽天バーチャルプリペイドカードの購入には、楽天カードが必須です。
楽天カードからの購入以外は対応していません。
楽天カードを持っていない方は、まずは楽天カードを発行することから始めましょう。
カード名・カード名義を自由に設定・変更可能
購入したカードは、専用サイト「楽天e-NAVI」にて、確認することができます。
カード名を自由に設定可能です。
例えば、購入した3枚のカードを「ゲーム用」「動画用」「その他」という名前にすることができます。
また、カード名義も自由に設定できます。
本名が田中太郎だったら、普通はカード名義が「TARO TANAKA」になります。
しかし、楽天バーチャルプリペイドカードの場合、この名前を自由に決めれます。
カード購入時に楽天スーパーポイントが貯まる
楽天カードから楽天バーチャルプリペイドカードを購入する際、購入金額の1%分の楽天スーパーポイントが貯まります。
例えば、3万円分購入したとしたら、300円分のポイントが貯まります。
一方で、楽天バーチャルプリペイドカードで支払いをする際はポイントは貯まりません。
カード利用明細は専用ページで確認可能
カード利用明細は専用ページ「楽天e-NAVI」にて確認可能です。
楽天カードの利用明細ではなく、楽天バーチャルプリペイドカードの利用明細に残ります。
明細を管理したい方は気を付けてください。
楽天バーチャルプリペイドカードのメリット
わざわざ楽天バーチャルプリペイドカードを利用する意味はあるの?
楽天カードと何が違うの?
と感じる方もいるでしょう。
以下に、楽天カードよりも優れている点を紹介します。
- 個人情報漏洩のリスクが低い
- お金の使いすぎを防げる
- クレジットカードの利用明細に残らない
個人情報漏洩のリスクが低い
楽天バーチャルプリペイドカードは、安全のために、以下の対策を取っています。
- 専用カード番号
- 本人認証サービス
- カード利用お知らせメール
楽天バーチャルプリペイドカードでは、専用カード番号が発行されます。
そのため、ネットショッピングでクレジットカードのカード番号を入力する必要がありません。
仮にカード番号が漏洩したとしても、クレジットカードはノーダメージです。
Amazonや楽天などの有名ショッピングサイトなら安心ですが、聞いたことがないサイトでカード番号を入力するのは抵抗のある方がいると思います。
そんな方は、楽天バーチャルプリペイドカードで支払いをすれば、被害を最小限に抑えることができます。
また、楽天バーチャルプリペイドカードは「本人認証サービス」を利用することができます。
本人認証サービスとは、ネットショッピングの際、パスワードを設定できる機能のことです。
これにより、パスワードを知っている人しか、そのカードで買い物できなくなります。
本人認証サービスは、各国際ブランドによって用意されており、楽天バーチャルプリペイドカードの場合は、Mastercardのサービスを利用することになります。
ちなみに、楽天カードでも本人認証サービスに登録することができますよ。
そのため、本人認証サービスは楽天バーチャルプリペイドカード特有のメリットというわけではないですね。
カードお知らせメールは、その名の通り、決済が行われると指定したアドレスにメールが送られます。
自分以外の人が決済したらすぐ分かるので、被害を最小限に抑えることができます。
お金の使いすぎを防げる
クレジットカードは後払いです。
そのため、「気づいたら何万円も使ってた・・・」ということになりやすいです。
しかし、プリペイドカードは前払いのため、想定外の大出費を防ぐことができます。
特に楽天バーチャルプリペイドカードの場合は、各カード毎に名前を付けることができます。
例えば、
- ゲームに2万円
- お菓子に1万円
- 映画に3万円
というルールを決めたとします。
この場合、事前に「2万円分」「1万円分」「3万円分」で3枚のプリペイドカードを購入し、それぞれ「ゲーム用」「お菓子用」「映画用」などと名前を付ければ、絶対に無駄遣いを防げます。
ついついお金を使い過ぎてしまう方にとっては、ぴったりのカードですね。
クレジットカードの利用明細に残らない
クレジットカードの利用明細を家族と共有している方も多いでしょう。
そんな方にとって、クレジットカードによる買い物が少し勇気がいると思います。
特に、相手にとって都合が悪い買い物ができないですよね。
しかし、楽天バーチャルプリペイドカードで支払えば、支払い内容はクレジットカードの明細には残りません。
楽天バーチャルプリペイドカードの明細に残ります。
そのため、明細を隠したい方は、楽天バーチャルプリペイドカードを購入し、そのカードで支払うと良いでしょう。
ただし、楽天バーチャルプリペイドカードを購入した事実は残るので、お金を使った事実は隠せないですけどね笑。
楽天バーチャルプリペイドカードのデメリット
- 電子マネーへのチャージは非対応
- 残高が中途半端になると使いづらい
- カードの有効期限が約1年と短い
電子マネーへのチャージは非対応
Suica、au WALLETなど、電子マネーへのチャージは非対応です。
ポイントの2重取りはしづらいカードですね。
残高が中途半端になると使いづらい
例えば、1万円分のカードで、9970円の商品を購入した場合、カードに30円だけ残ります。
この30円(端数)の使い道って困りますよね。
楽天バーチャルプリペイドカードにおいて、端数は以下の方法で処理することができます。
- 他のカードと合算する
- 楽天スーパーポイントで調整する
- Amazonギフト券を購入する
他のカードと合算する
新たに楽天バーチャルプリペイドカードを購入する際、残高が残っているカードがあると、以下の画面のように残高を移行できます。
継続的にプリペイドカードを購入する場合、合算できるため、端数で困ることはないでしょう。
楽天スーパーポイントで調整する
楽天カードを持っている方の場合、少なからず楽天スーパーポイントが貯まっているはずです。
楽天系サービスでは、楽天スーパーポイントで買い物ができます。
例えば、残高が30円のプリペイドカードがあり、楽天市場で1000円の商品を買うとします。
この場合、以下のような支払い方法であれば、プリペイドカードの30円を処理できます。
- プリペイドカード⇒30円
- 楽天スーパーポイント⇒970円分
このように、楽天スーパーポイントを上手く使って、端数を処理するのもありですね。
Amazonギフト券を購入する
Amazonギフト券は1円単位で購入金額を設定できます。
そのため、残高が30円だとしても、30円分のAmazonギフト券を購入すれことができます。
この方法であれば確実にプリペイドカードを使い切ることができますね。
最も手間がかからないので、管理人はこの方法をおすすめします。
カードの有効期限が約1年と短い
楽天バーチャルプリペイドカードの有効期限は、購入月の1年後の末日です。
約1年ですね。
購入後のキャンセルはできないため、1年以内に使いきれる分だけ購入しましょう。
楽天バーチャルプリペイドカードの購入方法
- 楽天e-NAVIにログイン
- メニューバーより、「楽天バーチャルプリペイドカード」を選択
- 「カードのご購入」を選択
- カードデザインを選択
- 購入金額・カード名を入力
- 規約・注意事項を確認の上、確認画面へ進む
- セキュリティコードを入力の上、「同意して確認画面へ」を選択
- 購入内容を確認の上、「購入する」を選択